芥川賞 文学賞

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芥川賞と他の文学賞

文学の育成と発展とを促すために、団体、出版社、新聞社等の機関が、優秀な作品または作家に対して贈る賞としての芥川賞、直木賞のような文学賞は、その他にもいろいろあります。
国際的なものとして有名な文学賞は、ノーベル文学賞(スウェーデン文学アカデミー)があります。

国内の作家、作品を対象とした賞は、だいたい二つに種別することができます。
新人の発掘を目的としたものと、既成の作家、大家の功労を顕彰する殊勲賞、功労賞の傾向の濃いものの二つです。
前者は、芥川賞をはじめ、文学界新人賞(文芸春秋)などです。
後者は、各国のアカデミー賞、野間文芸賞(野間奉公会)のように、該当する作家の代表作ともなるべき一つの優秀な作品に与えられるものと、ノーベル賞や日本の芸術院賞のように、1人の作家の多年の業績全体を対象に与えられるものとがあります。
また、読売文学賞(読売新聞社)のように、小説、戯曲、随筆・紀行、評論・伝記、詩歌俳句、研究・翻訳まで含めるものと、詩だけに与えられるH氏賞(日本現代詩人会)、短歌だけに与えられる現代歌人協会賞、翻訳だけに与えられる日本翻訳文化・出版文化賞(日本翻訳家協会)など、ジャンル別の賞もあります。
そのほか、推理小説、女流文学、農民文学、歴史文学、SF、ノンフィクションなどを対象とするものなど多様にあります。

芥川賞や直木賞のように作家の死や業績を記念して制定された賞や、故人の遺志や遺産によって制定された賞もあります。大宅壮一ノンフィクション賞(日本文学振興会)、岸田国士戯曲賞(白水社)、川端康成文学賞(川端康成記念会)、大仏次郎賞(朝日新聞社)、三島由紀夫賞(純文学。新潮社)、山本周五郎賞(大衆文学。新潮社)などです。
また、県や市など地方自治体が主宰者となる文学賞が、伊藤整文学賞(小樽市、北海道新聞社)、宮沢賢治賞(花巻市)、斎藤茂吉短歌文学賞(山形県)、萩原朔太郎賞(前橋市)などもあります。

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